悲しい想い出は 忘れなくていいよ。 大切にしまっていたらいい。 前に進む勇気が 君にはあるはずだから。。
千恋詩「許されない恋だから 雨の日の君はとても悲しくて」
2010-01-15 Fri 00:14

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「許されない恋だから 雨の日の君はとても悲しくて」



君が来る日楽しくて
待ちどおしくて
雨降らないかと心配したり
そんな時に限って大雨で
濡れて風邪引かないかとそんな思いで
迎えに行ったことあった



斜めの道
君が来る道
私鉄の高架下で雨を避けて本を読む振りして
君の姿だけを捜した



携帯の時計が
君が家に来る約束の時間を指した


遅い・・
雨だから?


そうだよな・・って
不安を打ち消しながらも
好きな分だけ大きくなっている不安に
君の大切さ分かった



小さな点見つけた



きっと君・・



雨傘深くさして誰とは分からないはずなのに
何故か
君だと分かった


つんと澄まして背伸びするように歩く癖
首すこし左にかしげて歩く癖
僕だけが知っている?
君には教えないよ



教えたら
きっと
また 

「もう!」

と言って怒ってしまうから
怒りん坊の照れ屋さんだからね




何時?
気がついてくれるか
いたずら心
声かけなかった


車道
車を気にして右を見ていた
車道
渡って来る


・・・


気づかない君


何も言わずに見詰めていたら
視線を感じたの?
傘をあげた
ここに居るはずの無い僕を見つけて

驚いて

立ち止まって

そして
微笑んだ



何も言わない君
何も言えない僕


そんな視線が恥ずかしくて


何も言わず並んで歩いた
それだけでよかった
でも
雨なのに自転車で迎えに来たこと後悔した


ひとつの傘で
肩寄せ合って
指からませて
二人で歩く
雨の日の特権なのに・・


ほんと先を読めない馬鹿だなって
自分がいやになった





・・・・・





その日
時間が過ぎて
また君を帰さないといけない時間に・・


突然

家のこと言わない君が珍しく言った




「ねぇ?」

「何?」



「ねぇ・・ 言われちゃった・・」


「??」


「大雨だから行くな」と

でも来たよねと目で応えたら・・

「これだけ言っても行くんだったら・・もう帰ってくるな!」
そう・・言われたと・・



「ねぇ?・・・」


(「もう 帰さないと 言って」)


そう言って振り向いた
笑顔で言った


やせ我慢いじらしさ重なり合った

目には涙ためているくせに・・




「・・・・」



何も言わなかったんじゃないんだ

何も言えなかったんだ





馬鹿だな僕よりも馬鹿だよ 君は・・

僕もありがとうと一言・・言えばいいのに・・







胸が詰まって

何も言えなかった・・







「ごめんね」







帰りたくない 君を 帰してしまう僕を・・


「帰したくない」と 言えない 僕を・・





・・・・・




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