悲しい想い出は 忘れなくていいよ。 大切にしまっていたらいい。 前に進む勇気が 君にはあるはずだから。。
希望詩「卒業」
2009-03-01 Sun 14:10

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「卒業」



今日が最後だね この道を歩むのは
あれから もう 三年も 経ったんだ

まだ幼くて 鞄が重たくて 肩に食い込んだ
机に座って 一年間 よろしく そう言った

友だち 出来るのか 心配してたあの日
先生 仲間 名前と顔 やっと重なった

体育祭 文化祭 何もかもが 新鮮だった
仲間と相談 ケンかもしたね 懐かしい日々





学年上がって クラス換え 友だち名前 捜したっけ
気になる子が ひとり居て 隣のクラス 落ち込んだ

修学旅行 枕投げ 先生怒って いたっけな
初めて見た 原爆館 心が痛くて 立ちすくんだ

知らない事が 多すぎる 大人に 一歩近づいた
困った時に 友だちが 黙って隣に 座ってくれた

ぼくも同じように してあげよ 親友ひとり できたんだ
親父が言ってた 意味知った 学校は 友だち作るとこ






机に刻んだ 愛の文字 誰が後を 引き継ぐの
大切に してくれと 言いたかった 伝えたかった

先生 なんだか 淋しそう 肩もみしたら 泣きべそに
先生の クラスで良かったと 言ったら 泣かせたね

友だち 仲間 笑顔も居れば 半泣き顔も 
気になる子が 駆け寄って サヨウナラ って 握手した

何も伝えず 何も言えずに 大好きだって 最後まで
今日が 卒業 ありがとう ここで学べて 幸せでした






桜の 花びら 舞い散るよ 風に吹かれて さみしそに
今日でお別れ もう逢えないと ひらりと涙 流してる

坂道 自転車 遅刻しそうで 必死で登った いつもの道が
今日は なんだか ゆるやかに ぼくの足跡 残してく

見上げる校舎 霞んで見えない 今日が最後と 心に刻む
友の顔 手を振る姿 転んだ廊下 走馬灯の光が包む

いろんな事が あったよな 友も出来たし 友情も
助け合うこと またひとつ 憶えて 心の 背が伸びた






ひとりひとりの 名を呼ばれ とうとう自分の 番が来た
はい と 返事 歩み出す 巣立つ 姿を 見て欲しい

下級生が 校庭に 左右に並んで 道 創る
ありがとう 先輩 お世話になりました なんて 泣かすなよ

桜吹雪が 卒業生 ひとり ひとりに 舞い見せる
別れの 淋しさ 隠しながら 希望に 向かって 進んでと

なんだか 胸が詰まるんだ でもね 感謝の言葉を 伝えたい
育ててくれた両親に 先生友だち校舎たち 全ての人に ありがとう・・





作品を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いつも応援ありがとうございます。


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追記
ずっと前に書いていたこの詩を、何時にしようか迷っていて、今日に。
すこし早い気もするけれど、全て卒業が終わった後では遅すぎると思ったので。。

最初は3番まで、あと2番は今日追加しました。番外編も下に乗せておきます。
卒業される皆様、本当におめでとうございます。色々な事を乗り越えて今日の日を迎えたのだと。

そして、その本人達を見守り育てたご両親、先生たち、スタッフの方たち、
大切な友達、そして教室、校舎達にも、おめでとうと伝えたいですね。
卒業する人は、全ての人達に感謝の気持を込めて、この日を迎えて欲しいとも、また思います。雫。



「卒業」6番 番外編


母さん 父さん ありがとう 今日の日を 共に祝って

大きくしてくれて 感謝の言葉 尽きないけれど ありがとう
言ったら 母さん 泣きだして 父さん 目頭 細めたよ

父さん ポツリと ひとり言 いつもは 何にも 言わないのにさ
ぼくの 肩を ポンと叩いて にっこり笑って 言ってくれた

親になって すこしだけ 出来たとしたら 今日の日を
見守り 育み やれたこと 心で 喜び 泣くだけさ

無口な 親父に ありがとう 言ったら 仕事仕事と 歩き出し
背中で ぼくに 手を振った その手は とても 嬉しそう


この作品で使用している写真は「Celestial Tier」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問してくださいね。 雫


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