悲しい想い出は 忘れなくていいよ。 大切にしまっていたらいい。 前に進む勇気が 君にはあるはずだから。。
猫恋詩「たまは もうすぐ おかあさん」
2009-01-29 Thu 22:55

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「たま は もうすぐ おかあさん」


まだかな?
まだかな?
もうすぐかな?
たまはもうすぐ おかあさん 


家の床下
小さな穴に
はいったままで
出てこない


おそいな? 
おそいな?
心配だ
たまはげんきでいるのかな?


「たま」 って 
呼んだら 
「にゃーン」と返事
よかった 元気だ でも 心配だ


時間だけが 過ぎていく
どんどん 
どんどん 
すぎていく


おどろかしたら 
だめだから
そんなときは
ただ待つだけだ


がまん
がまん
もうすこし
あともうすこしで おかあさん




家の床下
音がした
鳴き声がした?
聞き違い?


ほんとに
ちいさな
鳴き声だ
「み~ぃ み~ぃ」 と聞こえたよ


やった
やったぞ
生まれたぞ
がさごそ 何かの音がする


すすでよごれた
たまの顔
ちょこんとでたよ 
床下から


口には
子猫
咥えてる
見てよ これが 私の子


一匹
一匹
見せにくる
僕の膝に しずかにおろす


全部で
5匹
よかったね
よくがんばったね おかあさん


ほらみてよ
ほらだいて
ほら私の子だよ
かわいいでしょ




疲れた顔で
ねそべった
おなかすっきり
スマートに


首を持ち上げ
僕を見て
頭をなぜてと
仕草する


頭をなぜて
喉なぜて
小さくなった
お腹をさすり
よくがんばったと 声かける


うれしそうに
喉鳴らす
ゴロゴロ
ゴロゴロ すごい音


こねこが たまの
おなかに来たよ
みんななかよく 
ミルクの時間


そして食事が
おわったら
たま つかれたと
大きく背伸び


甘えん坊で
やんちゃさん
いまではりっぱな
おかあさん 


たまは りっぱな おかあさん





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追記
これは実話です。
我が家にいた 私の家族で一番の「たま」がお母さんになった時の詩です。
猫がこねこを産むとき、そして生れてから、
こねこを見せに来るというのは、まず有り得ないという事を大人になってから、獣医さんに聞きました。
「それだけ信頼していたんですね」と言われて、あの日の感動を、再認識した事を思い出しました。

親猫を驚かせてはだめだと、それだけは注意をしつつ、本当に辛抱強く待ちました。
驚かせると、こねこを盗られると思って、こねこを殺してしまうからです。
でも、ほんとうに まさかのハプニング。こねこを私の膝に一匹ずつ口に咥えて運んできた。
どうしていいのか分からなくて、でも小学生の私が、こねこの親に?!不思議感覚でした。

たまは私が居ると安心し、他の者が来ると、あの大人しいたまが?と、思えるほど威嚇していました。
子を守る親の気持ち、痛いほど分かりましたね。ちいさくても命、それを守ろうとした たま。
だからこそ、私も小学生ながらも、たまと家族を守りたかったんです。
「ねこ ねこ こねこ」は、先に詩として載せましたが、また良かったら読んでくださいね。

風邪を引いて、治ったはずが、また仕事に行くとクシャミばかりが出て・・再発ww
今度の土日は久しぶりの連休。楽しみにしていたのに、家にずっといることになりそうです。ww
でも懐かしい人が、突然遊びに来そうな予感がしています。結構そんな勘は当たるので・・?。雫。

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純愛詩「きみの手」
2009-01-26 Mon 18:51
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「きみの手」



白い 小さな手
そっと ぼくの手で 包んだ

何も言わずに
俯いたまま歩く
 
きみの 掌が
茜色に染まる
はにかんだ 横顔 みたいに





そっと 見上げた瞳
目が 合うと

恥ずかしがって
また 俯いてしまう

手を 握り締めると
そっと 握り返してくる
ふたりだけの 歩きながらの サイン





なにも 求めない
なにも 欲しがらない

そんな 控えめな 心
胸がいたくなるような いじらしさ

怖がりな 心に そっと光を
ぼくが できること してあげたい
きみの 手を 離さないと誓うよ





そっと 手 引き寄せると
寄り添う 肩先 ふれる

こうして 歩くだけなのに
心が 優しく なっていくんだ

これからも ふたりなら
何も 怖いものなんて ないよね
ナミダは もう サヨナラしようね





ふたり 歩く道 
でこぼこの道だけど

つまずきながらも
ふたりなら 歩いて いけるね

やっと 見つけた しあわせ
離さないよ きみの手は
いつまでも そばに いて・・・




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追記
女性で一番気になるのは 手ですね。
綺麗な手、白魚のような手には、申し訳ないがあまり興味がない。働き者の手が好きですね。
最初に好きになった人の手がそうだからかもしれませんね。
手を始めて繫いだとき、泣きそうになったのを思い出しますね。
だからこそ、大切にしたいと、思った事も、昨日のことのように思い出します。
そして、その人の手がそうだったから、手の詩や短編や小説が多いのかもしれません。雫。

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心痛詩「木と人」
2009-01-18 Sun 13:03

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「木と人」



木は ひっそりと 生きている

人と 共に 生きている


春に 青葉の 和みあげ

夏に 木陰の 傘をさし

秋に 紅葉の やすらぎを

冬に 風雪 防いでくれる




人は 気づかぬ 木の心

共に 生きてる 助けてる


心を 気づかぬ 人にさえ

和みも 木陰も あげたのに

落ち葉が じゃまと 枝を切る

灯りが 見えぬと 胴を切る





枝も 葉もない 木立には

小鳥を とまらす 腕もない


風雪 防ぐ 枝葉を刈られ

身も 心も 折られて斬られ

心を 知らぬ 人ならば

冬に 木枯らし くれてやれ





木は ひっそりと 生きてきた

人と 共に 生きてきたのに


春に 青葉は もう見れぬ

夏に 木蔭は もうやれぬ

秋に 紅葉を 見せられぬ

冬に 裸で 立ち尽す





何も 言えぬ 胴だけ木立

ナミダの 樹液を 流してる


一葉の 苗木 育った命

長い 年月 やっとここまで

木の優しさも 思いやりも

人は 無残に 刈り取った






木は ひっそりと 生きている

人と 共に 生きているのに・・




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追記
私の仕事場には 数多くの木がある 
枯葉を落としている木も 青々として心を和ませている木も
照明を覆い隠そうとするように 元気に育っている木も・・

一本の木があった
一葉の苗木から 大きく育った 一本の木が
人の邪魔になるという それだけの身勝手な理由で

人が作ったモニュメントのすぐ近く 
モニュメントが後から設置されたのに 木がじゃまをしているとでも?
ある園芸の女社長が ふたりの庭師に命じた 「モニュメントが目立つように」と 
庭師は電動のこぎりを使い 枝を払い始めた
枝葉を刈るのかと 思っていたが 途中 そして ひとつの仕事を終え 見て驚いた

まさか 見るも無残にも 胴から真っ二つにされていたのだ

そのあと わたしにきづいた おんなしゃちょうは にこやかに いった 

「すっきりしたね」と・・

なにも こたえられなかった 
そして こころのなかで こう つぶやいた・・

あなたは
あなたの こどもや かぞくが
どうから まっぷたつに きられても
「すっきりしたね」 と いうのだろうか・・と。雫。

関連詩(人が自然を壊し、同じ命を軽く扱う・・繋がり)

心痛詩 2008-02-06 Wed 21:53 「杜よ


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